洞窟の比喩
この時期にはコロナくんも収まってるもんだと思ってました。甘かった。
まさかこんな暑い時期になってもマスクして、外出自粛を求められるとは……
前回の記事を書いた時ほどの緊張感こそ薄れてきましたが、全国で感染者は増える一方。
夏休み期間も自粛を求めるようですねぇ…
しかしスマブラの桜井さんも言ってましたが、こんなときはゲームでもしましょうよ、ゲーム。
今回の記事は「ぼくのなつやすみ2」のワンシーンから着想を得て書こうとしています。
ぼくのなつやすみ2とは?
母親が臨月を迎えたため、民宿を営むおじさんの家に夏休みの1ヶ月間預けられることになった9歳の主人公。
富海という田舎町で過ごす8月。
海で泳いだり虫を捕まえたり。
大きな魚を釣って捌いてもらったり。
富海の住民や民宿を訪れるお客さんの話に耳を傾けたり。
少年時代の夏休みの全てが詰まった素敵なゲームです。
さて、今回取り上げるのは小さな診療所に勤めるナースの凪咲さんとの会話シーン。
凪咲さんはある事情について主人公に聞かれ、説明を躊躇い「大人の世界ってちょっとだけ複雑なの」と誤魔化します。
その後、主人公は「お姉さんの歳だともう大人なの?何歳から大人なの?」と問いますが。
「じゃあ、ボクくんは何歳まで子供でいたい?」と逆に聞かれて主人公は困ってしまいます。
こういったなんてことない会話がたくさんゲームに散りばめられていて、一考の余地があると思わせるんです。
ではどうしてこの会話をピックアップしたのか。したくなったのか。
それは心のどこかにある不安感がそうさせたんだと思います。
ようやく本題に入れそうです。
何歳から大人なのか。
真面目に考えてみることにします。
自分が幼い頃は20歳からというイメージをもっていました。
20になればお酒も飲めるしタバコも吸える。成人式もある。
今となってはいずれも特別利点とは思いませんが、ぼんやりと、大人は20から。わりと共感はしてもらえると思います。
ただ実際は違うというか……成人式なんて本当に形だけの通過儀礼、イニシエーションでしたしね。
高校生くらいからこの認識は変わってきます。
20といっても大学生からしたらまだ2年生ですから、卒業して、社会に出る22,23歳からが大人なのかなと。
とはいえ、この"社会に出る"という言葉もまた難しいんですよね。
高卒で働く人からしたら18,19だし、中卒なら15,16になるじゃないですか。
アルバイトなんかもよく社会経験と言いますし、接客業なんてもろ社会に出てる気がしまして。
他にも、免許や選挙は18から。えっちなコンテンツも18から。でも女性は16から結婚できる。口座開設は15から。
とまぁ、いろいろ挙げてきましたが、年齢による線引きはかなり難しい。
人による、と言ってしまえばそこまでですが、強いていうなら18からが大人なのかなぁと思います。
えー、以上が7月中旬頃に書いた下書きとなります。前にもみたなこのパターン。
うまいことここから繋げられなくて投げました。うん、かなり記憶に新しいです。
結局ここで話題にしたかったのは"何歳からが大人なのか"とかいう話ではなく、"大学はモラトリアム期間"という話。
はぁ〜〜〜ん、社会に出たくねぇ〜〜!!働きたくないでござる!!!
これにつきる。
なんとかかっこつけて書けねぇかな〜と思ったんですけどね、無理でしたね……
できることならずっと学生のままでいたいなという戯れ言です…
かっこつけて書くために引用しようとしたフレーズを投げておきますので、暇すぎて死にそうな方は調べてみてください。
そしてアクエリの代わりにかっこつけて書いてみてください笑
将来的に、どれかはまた次回以降の記事で扱うかもしれません。
・ハヴィガーストによる、人間(青年期)の発達課題
・青年期の延長
・ショーベンハウアーによる、ヤマアラシのジレンマ
最後にひとつ、記事を紹介して終わります。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c664bd46ee3fd5105c130b40a0028822ed4ad0e2
今流行りのヨルシカ、ずとまよ、YOASOBIがなぜ若者を惹き付けるのか、という記事です。
「だから僕は音楽を辞めた」「ただ君に晴れ」はまさにこの記事で書きたかった大人であること、また、大人でないこと。そして将来への不安感のようなものが歌詞に現れます。
「脳裏上のクラッカー」でも不安定な自分を繋ぎ止めてよと歌われます。
さらに「夜に駆ける」では、日常に疲れた"僕"を"君"が終わりへと誘うわけですが。
この3グループの共通点を探ろうとするこの記事はなかなか興味深いものでした。
どうにも半端な出来になってしまいましたが今回の更新はここまで。
くれぐれも体調にはお気をつけくださいな。