雨が降ったら
某ウイルスが巷を騒がせる昨今。
緊急事態宣言なんて物々しい言葉が飛び交い、外出は自粛要請。
いやー、なんというか、大変な時分ですね。
本来とっくに大学も始まってる頃なんですが、4月いっぱいはお休みに。
それでもお休みしていられないことがあります。
はい、就職活動、です、ね……
就職活動をするうえで重要なことっていくつかあるとは思います。
志望業界、志望職種、志望動機……などなど。
さて、ここまで読んだあなた!
このままこの記事が就活の話をすると思ったら大間違いです。誰のブログに来てるんですか?
ここから書いていくのは"自己分析"の話です。やったね!
履歴書やエントリーシートを書く際、志望動機はもちろん必須項目なんですが、自己PRという欄も埋める必要があります。
自分は〜という人間です!〜という経験をしたので〜です!よって御社で〜という活躍ができます!
これ、自己評価が低いことに定評のあるアクエリさん的にものすごくしんどい項目です。
アピールポイントが仮にあったとしても、具体的な経験が書けないとイマイチ弱い。
それでいて、企業に入って役立つ能力でなければならない。
ここで、捻りに捻って出した長所がコミュニケーション能力でした。
なんとか具体的なエピソードも交えられ、かつ社会で生きるうえで必要なスキルだと見込みました。
これを書いて、通るか通らないかはまた別の話です。
え、アクエリさんって、コミュニケーション能力が長所なの?
違います…ものすごく人見知りです……
ただ、これを言うとリアルの友達には否定されてしまいます。
確かに親しい人とはよく喋るし、一方、初対面の人でもほどほどには話せます。
でもそれは一言でいってしまえば、外面が良いだけなんですよね。
なるべく素の自分を出さないようにして、なるべく円滑に。
正直、円滑じゃないコミュニケーションなんてめんどくさいだけじゃないですか。
だからできるだけ自分を殺して、その場のノリに適当に合わせる。
関係性が深くない人に不用意に素を出して傷つけられる必要なんてないので、都合の良い面を被るわけですが。
これ、言うまでもなくしんどいです。
ただこういうところをみて友人は人見知りを否定するのだと思います。
けれど、自分を偽らずに自然体で誰かと話せる人こそが人見知りの反対に位置する人だと思うのです。
いろいろ考えて少し分かったことがあります。
自分にとってのストレスは素の自分が出せないこと。
しかしながら、素の自分が傷つけられる可能性を一番危惧している。
つまり、自分を否定されたくない、ただそれだけのことなんです。
この幼稚な基盤を隠す、体の良い言い訳が人見知りという言葉に繋がる、と。
ということは、やっぱり自分は人見知りではない!?
まぁ……"ただの"人見知りではないのかもしれません……
コミュニケーション能力が強みだとアピールしたうえで、どこかの企業に就職したとして。
企業はその能力に期待して、例えば営業を任せるとしましょう。
そうなると、外面の良い自分を仕事では常に演じる必要がでてきます。
本当はこんなに良い人間ではないのにな、という気持ちを抱えながら。
でも最近思うのです。
それってそんなにおかしいことか、と。
常に素を晒しながら社会に生きてる人なんて絶対いないと思います。
素を出せる人が少ないことなんて当たり前じゃないですか。
何人も何人も家族や親友がいるはずがないんですから。
自分じゃない自分…社会人の面を被って生きることってすごく普通のことに思えてきます。
面の着脱が躊躇いなくできるのが大人なのかな、と思ったりもします。
本当の自分をみてほしい!理解者が多ければ多いほどいい!自分をもう殺さない!
ディズニープリンセスかな?
ディズニーワールドでは素敵に解決される問題ですが、そんなのはやっぱり夢であって。
結局、素の自分でいても問題ない環境、人間関係を大事にしながら身の丈にあった生活をするしかない。
でも、それが一番ではないでしょうか。
……う〜〜〜ん、まとまりが悪い!終わります!