おとぎばなし
実家を離れて大学生活を送る自分ですが、長期休みには帰省して地元の友人と遊びます。
気心知れた彼らと映画やカラオケに行ったり、食事をしたりします。
ものすごく楽しく思う一方で、一人で自転車をこいだりなんかして家に帰っていると、ものすごく悲しくなったりします。
どうしてだろう、と考えてみました。
恐らく、またもうしばらく会えないから。
また明日!と別れていた彼らの、知らない情報が多すぎてなんだか悔しさすら感じてしまうのです。
お互い、貴重な休みの1日を割くわけですから、当然仲が良い。休みに入る前でも連絡は取っていた。
それなのに。
最近ガルパにハマっていること
1週間北海道に旅行したこと
9月からニューヨークに留学すること
サックス吹きの彼女ができたこと
会って話すまで知らなかった。
友人の交遊関係や身を置く環境の全てを知ろうだなんて思いませんが、ほんの少しだけ、「知らないこと」がショックでした。
身を置く環境が一緒で、ほぼ毎日会っていれば、少なくとも最近のマイブームくらいは分かっていたんじゃないでしょうか。
しかし、自分の場合はどうなのか。
ガルパのライビュに行ったこと
岐阜、東京へ旅行したこと
ドイツ語を使って人の前に立つこと
よさこいサークルの彼女ができたこと
いちいち彼らに話していませんでした。
共有された環境が違えば、どれだけ仲が良くても、案外そんなものなのかもしれません。
もし仮にメモ帳時代からの知り合いが結婚します、と報告してきてもあまり驚くことでもないのかもしれません。
……嘘です、さすがにそれは100%驚きます笑
彼らと話したいこと、彼らに話したいことがたくさんあったはずなのに、実際会うとすぐ忘れてしまいます。
その瞬間が楽しいというのはありますが、知らない情報をもっともっと引き出したくなるから。
引き出しきれずに最後には、じゃあ……また今度遊ぼうね。
そう言って微笑んで別れるしかないのです。
また明日にはもう会えないのです。
彼女ができた、そう言えば彼らは「知らなかったショック」を受ける…いや、受けてくれるんでしょうか。
これ、書いてるたった今思ったんですが……重くないか、、?これ半分メンヘラじゃねぇ??
人付き合いにあまり向いてない気がしてきた、まだギリギリ未成年のアクエリでした。